道の駅 ごいせ仁摩

施設概要

外観1

外観2

外観3

ステージ棟

レストラン棟

物販棟

※写真をクリックすると大きく表示されます。

発注者 大田市
基本設計・実施設計・監理 飴屋工房・安藤建築設計室設計共同体
施工 建築工事:神門組・藤井工務店・稗田産業特別共同企業体
電気設備工事:内村電機工務店・サンベ電気特別共同企業体
機械設備工事:山陰クボタ水道用材株式会社 大田営業所
概要 建築場所:島根県大田市仁摩町大国42-1
主要用途:物品販売業を営む店舗(道の駅)
棟別用途:物販棟・レストラン棟・ステージ棟他(全14棟)
面積:敷地面積:2.2ha
建築面積:2,061.02㎡
延べ面積:1,825.47㎡
構造:鉄筋コンクリート造一部木造、鉄骨造一部木造、鉄骨造、木造
階数:平屋建て
総事業費:16億5千万円
工期 2020(令和2)年10月~2021(令和3)年11月

設計概要・コンセプト等

この施設は大田市で2番目となる「道の駅」であり、山陰道の仁摩・石見銀山IC入口の正面に位置している。
平面計画においては東西に延びた敷地形状に沿って建物を配置し、地域及び観光客の利用に対応した施設を目指した。また、この一帯は世界遺産石見銀山遺跡のバッファゾーンに該当するため、計画段階から景観審議会との協議を重ね、景観にも配慮した建物となっている。
「地場のもので、地場の力でつくる」ことを心がけ、地域の特性を生かすために地場産材を活用している。木材においては工事が始まる2年以上前から市有林の木(杉材)を切出し、製材、乾燥、強度試験を行ったうえで施工業者に引き渡した。また、物販棟の屋根には石州瓦を扇状に葺き、内壁の一部には大田市産の福光石を使用した。
ステージ棟には令和3年5月に大田市の三瓶山で開催された「第71回全国植樹祭」で使用されたお野立て所を移設し、その舞台では石見神楽など、石見地方を代表する伝統芸能を発信する場となっている。