電子書籍版
『公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版』
よくあるご質問

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『公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版』
よくあるご質問

電子書籍『公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版』をご利用いただきありがとうございます。

書籍の内容に関するよくあるご質問(FAQ)を下記にまとめました。

Q1.建築工事標準仕様書とはなんですか。何に使うのでしょうか。

A1.建築工事標準仕様書は、一般的な建築工事において使用される材料、機材、工法等について標準的な仕様を取りまとめたものであり、契約図書の一つとして使用されています。
また、建築工事標準仕様書には、以下の様な役割があります。

  • 工事の品質確保:標準仕様書に定められた仕様に従って工事を行うことで、一定の品質を確保することができます。
  • 円滑なコミュニケーション:標準仕様書は、発注者と受注者の間で工事内容や仕様について共通認識を持つためのツールとして活用できます。
  • 効率的な業務遂行:標準仕様書を活用することで、設計図書の作成や工事監理業務の効率化を図ることができます。

国土交通省が制定している「公共建築工事標準仕様書」は、国や地方公共団体の公共建築工事だけでなく、民間建築工事においても広く使われています。

Q2.建築工事標準仕様書の電子書籍とは何ですか。紙媒体のものとの違いは何ですか。

A2.標準仕様書の電子書籍は、紙媒体で提供されている標準仕様書をデジタルデータとして利用できるようにしたものです。
紙媒体と比べて、電子書籍のメリットは以下のようなことが考えられます。

  • 検索性の向上:必要な情報をキーワードで検索できるため、参照したい箇所を素早く見つけられます。
  • 携帯性:スマホ、タブレット等の端末を使えば、携帯できるため、現場や事務所など場所を選ばずに参照できます。
  • 更新の容易さ:最新版への更新が容易に行えるため、常に最新の情報を利用できます。
  • 省スペース:紙媒体の書籍に比べて場所を取らないため、保管スペースを節約できます。

Q3.建築工事標準仕様書の電子書籍も契約図書として使用することはできますか。

A3.建築工事標準仕様書の電子書籍が契約図書として使用できるかどうかは、発注者と受注者の間で取り決める必要があります。
国土交通省が制定している「公共建築工事標準仕様書」をはじめ、多くの標準仕様書はPDF形式で提供されています。これは、PDF形式が広く普及しており、様々なデバイスで閲覧できること、改ざん防止機能があることなどが理由です。
電子書籍を契約図書として使用する場合には、以下の条件を満たす必要があります。

  • 正確性:紙媒体の標準仕様書の内容と同一であることが保証されていること。
  • 閲覧性:建築現場など様々な場所で、支障なく閲覧できること。
  • 検索性:必要な情報を容易に検索できること。
  • 改ざん防止:内容が改ざんされないように措置が講じられていること。

また、契約図書として使用する場合には、契約書に電子書籍の形式や取り扱いについて明記する必要があります。また、発注者と受注者の間で、電子書籍の利用環境や閲覧方法について事前に協議しておくことが重要です。

Q4.建築工事標準仕様書のE-PUB形式の電子書籍の使用上の留意事項は何ですか。

A4.公共建築協会が発行している建築工事標準仕様書の電子書籍(E-PUB(リフロー)形式)には、次の様なメリットがあります。

  • 可読性:端末の画面サイズに合わせて文字やレイアウトが調整されるため、読みやすい。
  • 検索性:キーワード検索により、必要な情報を素早く探し出すことができる。
  • 携帯性:スマートフォンやタブレットで手軽に閲覧できる。

建築工事標準仕様書の電子書籍をE-PUB形式で利用する際は、下記の留意事項を参考に、快適な閲覧環境を構築してください。

留意事項

建築工事標準仕様書の電子書籍をE-PUB形式で利用する際は、下記の留意事項を参考に、快適な閲覧環境を構築してください。

1.閲覧環境

  • 対応端末:E-PUB形式の電子書籍を閲覧するためには、対応する端末(スマートフォン、タブレット、PCなど)が必要です。
  • 閲覧ソフト:E-PUB形式の電子書籍を閲覧するための専用のソフトウェア(電子書籍リーダー)は必須ではありません。一般に普及しているWEBブラウザで閲覧することができます。
  • インターネット環境:WEB上で閲覧することになるため、インターネット接続環境が必要です。

2.表示

  • 文字サイズ・フォント:文字サイズやフォントは、閲覧ソフトの設定により調整可能です。
  • レイアウト:リフロー形式のため、端末の画面サイズに合わせてレイアウトが自動的に調整されます。
  • 画像:図や写真などの画像は、拡大・縮小が可能です。

3.操作

  • 目次:目次から目的の箇所へ素早く移動できます。
  • 検索:キーワード検索により、必要な情報を容易に探し出すことができます。
  • ブックマーク:重要な箇所にブックマークを付けることができます。
  • メモ:閲覧ソフトによっては、メモや注釈を書き込むことができます。

4.その他

  • 著作権:電子書籍の著作権は公共建築協会に帰属します。
  • 最新版:常に最新版の標準仕様書を利用するように心がけてください。
  • 利用規約:各電子書籍ストアや提供元の利用規約を遵守してください。