広島地方検察庁尾道支部・区検察庁

施設概要

 

 

南面外観 

玄関ポーチ 

1階 玄関・EVホール 

2階 EVホール 

R階 屋上(太陽光パネル) 

自転車置場 

車庫 

車庫内部 

※写真をクリックすると大きく表示されます。

発注者 国土交通省中国地方整備局営繕部
設計・工事監理 設計:株式会社都市環境設計

工事監理:株式会社小西建築設計事務所

施工者 建築:株式会社森本組
電気:旭日電気工業株式会社
機械:株式会社三幸社
概要 所在地:広島県尾道市新浜1-12-2
敷地面積:1678.79㎡
延べ面積:1332.43㎡
構造・規模:鉄筋コンクリート造地上3階
工期 令和2年11月~令和4年12月
総工事費 約750百万円

〈事業概要〉
本庁舎は、計画敷地が狭隘(間口18m×奥行き90m)であり、敷地に由来する多くの制約条件がある中、検察支部として必要な施設の機能、性能を確保し、執務環境の改善及び利用者の利便性向上を図るとともに、環境負荷低減を推進した施設整備を行いました。

 

〈設計趣旨〉
平面計画
各フロアに同機能の諸室をコンパクトに集約、区分することで、敷地が長細く狭隘な形状であっても一般来庁者及び被疑者動線を分離して効率的な運営・監理が可能な計画としています。

 

環境計画と木材利用
車庫は木造とし、自転車置場、歩廊、車椅子使用者用駐車場にはCLTパネルを採用するなど木材の活用を図っています。また、EVホールの壁面は「明るく清潔」な色彩計画を基本とし、木のあたたかさを取り込むため、開口部分や壁面に木製格子ルーバーを取り付けています。

 

環境負荷低減
太陽光発電の設置、Low-Eガラスの採用や庇の日射抑制により、熱負荷の抑制を図り、環境負荷を低減しています。