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施設名称 | 広島市こども療育センター及び児童相談所(第Ⅱ期) |
所在地 | 広島市東区光町 |
発注 | 広島市 |
設計・監理 | 東畑・中電技術コンサルタント設計共同体 |
施工 | 〈建築工事〉五洋・増岡建設工事共同企業体 〈電気設備工事〉浅海電気・長沼電業社建設工事共同企業体 〈空調設備工事〉新菱・中電工建設工事共同企業体 〈衛生設備工事〉広島啓発工業株式会社 |
概要 | 敷地面積:9,744.55㎡ 建築面積:6,543.23㎡ 延べ面積:21,931.50㎡ 構造:RC造一部S造 階数:地上6階 |
工期 | 設計:平成28年10月~平成30年3月
工事:平成30年7月~令和6年3月 |
工事の概要、設計コンセプト等
本工事は、児童虐待をはじめとする児童相談の中心的役割を担う児童相談所の相談体制の強化など、ソフト面の充実強化並びに、こども療育センターの障害児療育などの取り組みの充実強化と併せて、狭あい化・老朽化しているこども療育センター等を建替整備するものである。令和2年1月に児童心理治療施設(愛育園)が入居する南棟(第Ⅰ期)が完成しており、令和4年1月には児童相談所等が入居する北棟(第Ⅱ期)が完成した。現在、引き続き、同一敷地にある既存施設の建替を順次行っており、最終的な完成を目指している。
全体のコンセプトとして、外観については、複数の材料を階層的に使い分け、視線を緩やかに制御する木調ルーバーをランダムに配置をすることで、こどもたちの多様性や躍動感を表現している。内部においては、吹抜けを設けることで明るく開放的な共用空間を生み出し、また積極的に木質化を図ることで暖かみのある空間を演出している。