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山口県立 山口松風館高等学校
施設概要
施設名称 | 山口県立 山口松風館高等学校 |
所在地 | 山口県山口市小郡令和三丁目6番18号 |
主要用途 | 高等学校 |
発注 | 山口県 |
設計・監理 | 基本・実施設計:巽設計コンサルタント・長野総合建築事務所JV |
施工 | 〈建築工事〉井森工業・磯部工業・中原組JV 〈電気設備工事〉株式会社サンワ 〈機械設備工事〉国田工業株式会社 〈昇降機設備工事〉東芝エレベータ株式会社中国支社 |
概要 | 敷地面積:3,261.96㎡ 建築面積:1,121.07㎡ 延べ面積:4,672.42㎡ 構造:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 階数:地上5階/搭屋1階 最高高さ:28.61m |
施設内容 | 1階:事務室、校長室、保健室、図書室、コモンホール、多目的室(視聴覚室) 2階:職員室、会議室、通信制支援室 3階:普通教室 4階:パソコン教室、理科室、美術室、家庭科室、音楽室 5階:屋内運動場 |
総工事費 | 約1,960百万円 |
工期 | 令和元年12月~令和3年10月 |
施設の概要、設計コンセプト等
当該施設は、3部制(午前部、午後部、夜間部)の定時制課程と通信制過程を併置しており、生徒が自分の生活スタイルや将来の進路希望等に応じて主体的に学ぶことのできる柔軟な教育システムをもつ新たなタイプの高校である。
外観は、「新山口駅北地区重点エリア整備事業」の拠点施設とのデザインの調和を図るため、白を基調とし、コンクリート打ち放しやアルミといった素材感により親しみやすく、落ち着いた雰囲気のデザインを取り入れている。
明快な室配置による利用しやすい計画とするため、階層でゾーン分けすることとし、1、2階に管理諸室、3、4階に教室を配置、5階に高い天井高を必要とする屋内運動場を配した。
また、廊下等のパブリックエリアでは開口部によって積極的に周囲の自然豊かな景色を取り込み、落ち着きのある仕上材料を選定することで、安心感がありリラックスできる空間とした。