縮景園事務所棟東トイレ

施設概要

外観(正面1)

外観(正面2)

俯瞰

外観(東面)

内観(男性用トイレ)

内観(多目的トイレ)

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施設名称 縮景園事務所棟東トイレ
所在地 広島県広島市中区上幟町2-11
主要用途 公衆トイレ
発注・監理 広島県土木建築局営繕課
設計提案・基本設計
設計/工事監理監修
〈ひろしま建築学生チャレンジコンペ2019最優秀作品賞受賞者〉

京都工芸繊維大学大学院 由利 光、生田 海斗
〈監督〉京都工芸繊維大学教授 角田 暁治

実施設計 MASAA
施工 〈建築・電気設備・機械設備工事〉

(株)伏光組

規模・構造 敷地面積:48,525.26㎡ 建築面積:43.65㎡ 延べ面積:43.65㎡

平屋建て、木造

総工事費 約4,970万円
工期 令和2(2020)年8月~令和3(2021)年3月

背景=チャレンジコンペについて=
広島県では、魅力ある建築物の創造・発信による「地域と連携し、地域の特性を生かしたまちづくり」の実現を目指し、建築をテーマに、平成25年度から「魅力ある建築物創造事業」を実施しています。そのうち、「クリエイティブな人材育成」の一環として取り組む「ひろしま建築学生チャレンジコンペ」は、全国の建築学生を対象とした小規模な公共建築物の設計コンペティションです。
この縮景園事務所棟東トイレは、ひろしま建築学生チャレンジコンペ2019の対象建築物として63作品の中から最優秀賞に選ばれた京都工芸繊維大学大学院の学生2名による設計アイデアのもと、設計や工事監理の監修もしていただきながら、令和3年3月に完成しました。

●チャレンジコンペの詳細、過去の作品については広島県HPをご覧ください。
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/miryoku/challe-com.html

設計コンセプト
「木陰葺きの東屋」をテーマに名勝・縮景園に新たな名所として佇む和風建築。木ルーバーの壁と半透明ガラスの屋根により、風がトイレ内に流れ、木陰が屋根に映る自然と繋がる空間を創出している。木ルーバーの壁は敷地周辺の風を取り入れるとともに、外部からの視線を遮るために、上部・下部は水平とし、視線が交錯する高さに向けて各ルーバーの角度を少しずつねじるように変化させている。

●縮景園までのアクセス
縮景園HPをご確認ください。
https://shukkeien.jp/

●広島県営繕課ではひろしまたてものがたり公式フェイスブック、インスタグラムにおいて、チャレンジコンペに関することのほか、ひろしまの建築の魅力を発信しています。
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