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名称 | 広島市立広島みらい創生高等学校 |
発注 | 広島市 |
設計・監理 | 久米・あい設計共同体 |
施工 | 建築工事 (株)銭高組 電気設備工事 栗原工業・大亜工業建設工事共同企業体 昇降機設備工事 東芝エレベータ(株) 衛生設備工事 広島啓発工業(株) 冷暖房・換気設備工事 ダイダン・ダン環境設備建設工事共同企業体 |
概要 | 所在地 広島市中区大手町四丁目4-4 敷地面積 18,627.24㎡ 建築面積 5,251.71㎡ 延床面積 16,001.43㎡ 構造・規模 校舎棟:鉄筋コンクリート造(PCaPC工法)・地上4階建て 屋内運動場棟:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造・地上3階建て |
工期 | 設計 平成27年3月~平成28年3月 工事 平成28年12月~平成30年7月 |
設計コンセプト
「広島市立広島みらい創生高等学校」は、定時制課程と通信制課程との併修や、午前・午後・夜間の幅広い時間帯の中からの授業選択など、これまでの枠組みに捉われない教育方針を掲げている高等学校である。設計にあたっては多様化する学習ニーズに応え、生徒が次のステップに向け自立することができる、新しい教育に最も適した学習環境を目指した。
施設の特徴
校舎の中心にある学校の最も特徴的な空間「ステップラウンジ」は、ステップ状の4層吹き抜け空間で構成され、校舎内が一望でき、生徒が共に刺激しあい、学びあう空間となっている。この空間を可能にしたのが、フルPCa構造で、ステップラウンジは最大24mの大スパンを無柱空間としており、さらに避難安全検証法により竪穴区画を排除し、常に開放的な吹き抜けとしている。外観は、PCaの柱と梁でシャープなグリッドによる整然さと、奥行きにより重厚感を現わしている。