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広島法務総合庁舎
施設概要
施設概要 | 施設名称 広島法務総合庁舎 所在地 広島市中区上八丁堀2-31 延床面積 約32,000㎡ 構造・規模 鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上12階建 |
設計・監理・施工 | 設計 (株)東畑建築事務所 監理 (株)梓設計 施工 建築 清水建設(株) 電気 (株)きんでん 日本電設工業(株) 機械 (株)日立プラントテクノロジー (株)大方工業所 EV フジテック(株) |
工期 | 平成20年2月~平成24年6月 |
入居官署 | 広島高等検察庁、広島地方検察庁、法務総合研究所広島支所、中国地方更生保護委員会、広島保護観察所、広島出入国在留管理局、中国公安調査局 |
設計趣旨
地域との調和
広島城と縮景園を結ぶ「文化の道」沿いに緑化されたスペースを設け、都市のアメニティ向上に寄与しています。また、建物ボリュームを分節し周辺への圧迫感を軽減するとともに、広島城の形態、色彩を取り入れるなど地域との調和を目指した庁舎です。
環境配慮
敷地内を積極的に緑化し、ヒートアイランド現象等の緩和に寄与するよう配慮しています。また、太陽光発電装置を設置するとともに、雨水を貯留して植栽への灌水などに活用しています。南面開口部には夏季の日射遮蔽のための庇を取り付け、空調負荷の低減を図りました。また、庁舎中央部には、ライトウェルと呼ばれる、外気に開放された吹き抜け状の空間を設け、外部に面しない共用部や一部の居室に自然光と通風を確保できるよう計画しました。