長門市本庁舎

施設概要

南西外観(昼景)

空撮

エントランス

吹き抜け2階

議場

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発注 長門市
設計 基本設計: 東畑建築事務所・藤田建築設計事務所・M.DESIGN ASSOCIATES一級建築士事務所設計共同企業体
実施設計: 東畑建築事務所・藤田建築設計事務所・M.DESIGN ASSOCIATES一級建築士事務所設計共同企業体
工事監理 東畑建築事務所・藤田建築設計事務所・M.DESIGN ASSOCIATES 一級建築士事務所設計共同企業体
施工 建築工事 熊谷組・安藤建設特定建設工事共同企業体
電気設備工事 栗原工業・山角電気設備特定建設工事共同企業体
機械設備工事 朝日・森永特定建設工事共同企業体
木材調達・加工 ウッドネット西部やまぐち協同組合・日本木造耐火建築協会特定業務共同企業体
概要 建築場所 山口県長門市東深川1339番地2地内
主要用途 庁舎
敷地面積 8,202.57㎡
建築面積 1,962.35㎡
延床面積 7,202.26㎡
構造 鉄筋コンクリート造+木造(一部鉄骨造)
階数 地上5階
最高高さ 22.996m
施設内容 執務室、議場、会議室、相談室、書庫、記者室ほか
供用部(エントランスロビー、待合ロビー、交流ロビー、トイレ、サービスコーナーほか)
総工事費 36.7億円(新庁舎建設費のみ)
工期 平成30年1月~令和元年8月

設計概要、設計コンセプト等
旧長門市役所本庁舎は、昭和38年に建設され、施設の老朽化、狭あい化に加え、耐震性能がないことから、災害への備えを強化し、市民の安全・安心の拠点として、現庁舎敷地内に新庁舎の整備を行うこととした。
平成24年12月に策定した「長門市公共建築物等における木材の利用促進に関する基本方針」に基づいて、長門市産木材を活用した木造庁舎の建設に取組み、構造材、内外装材に原木ベースで約2,300㎥の木材を3箇年で調達して加工した。
建物内部は、木架構現しの空間とし、建物中央の5層吹き抜け部からは、木造躯体の柱・梁が視認でき、木の温もりを体現できる庁舎としている。
木+RC合成梁の採用により執務室内は約12mの柱スパンを確保し、機構改革等によるレイアウト変更にも対応が可能としている。