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鳥取県立美術館
施設概要
施設名称 | 鳥取県立美術館 |
所在地 | 鳥取市倉吉市駄経寺町2-3-12 |
発注者 | 鳥取県(PFI事業) |
設計・監理 | 株式会社槇総合計画事務所、株式会社竹中工務店 |
施工者 | 鳥取県立美術館整備運営事業 竹中・懸樋・丹青共同企業体 |
施設概要 | 敷地面積:17,892㎡
建築面積:5,348㎡ 延べ面積:10,599㎡ |
工期 | 2022年1月~2024年3月 |
建物のコンセプト等
敷地は倉吉市、倉吉パークスクエア内にあり、国指定史跡の大御堂廃寺跡に隣接している。この敷地の魅力を最大限に活かすため、コンパクトな平面計画によって豊かな屋外空間を生み出し、南の大御堂廃寺跡に向かって開かれた「ひろま」を中心として、周囲のさまざまな施設との連携活用が可能となる計画としている。従来の県立美術館機能に加え、大屋根の下の開放的な「ひろま」が、居心地の良い人々の交流の場となり、倉吉のまちや自然とつながる拠点となり、地域に根差したコミュニティと文化を育み、広く発信していく美術館となることが期待されている。
大屋根の下、三層吹き抜けの「ひろま」を中心として展望テラスまでつながる立体的な回遊性によって、アートと倉吉の風景とを共に楽しむことのできる魅力的な鑑賞シークエンスを創り出している。
立体的な空間における多様な視線の交錯が、さまざまな活動との偶発的な出会いを促し、創造性に満ちた空間をつくる。