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発注者 | 境港市 |
設計者 | 基本設計・実施設計:石本建築・あおい総合設計共同企業体 |
監理 | 石本建築・あおい総合設計共同企業体 |
施工者 | 建築:松本組・平田組・八幡コーポレーション特定建設工事共同企業体 電気:岡田電工・中電工・斉木電気設備特定建設工事共同企業体 機械:シンセイ・橋本工業所・曽我工業特定建設工事共同企業体 |
概要 | 建築場所:鳥取県境港市上道町3000 主要用途:公会堂(ホール)、図書館、会議室、防災拠点機能 敷地面積:19,312.52㎡ 建築面積:4,646.29㎡ 延床面積:7,023.60㎡ 構造:RC造、S造一部木造 階数:地上3階 ホール座席数:808席 図書館座席数:160席 図書館収容冊数:15万冊 |
工期 | 設計:2016年11月~2019年3月 工事:2020年2月~2022年4月 |
設計概要
この建物は市民会館跡地に立つ「市民交流センター」「市民図書館」「防災」の3つの機能を併せ持つ複合施設である。設計にあたり市民ワークショップ、関係団体との協議を重ね、誰もが気軽に使用することができ、災害時には市民の拠り所となるような「交流と防災の拠点」をコンセプトに市民とともに計画をまとめた。
ホールは可動席を採用。平土間としてのイベント利用や災害時への可変対応を可能とした。図書館はテラス越しに広がる公園とのつながりを持たせ、自然を感じさせるとともに静謐な空間を実現した。エントランスホールと前面広場は弓ヶ浜半島のゆるやかな曲線をイメージしたファサードにより一体感を持たせている。
エントランス正面壁には記憶の継承として市民会館ホワイエに設置されていた人間国宝藤原啓・雄親子の陶板レリーフが再配置され、引き続き来館者を迎えている。